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Channel: 消された伝統の復権
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野崎日記(445) 韓国併合100年(84) 日本のキリスト教団(7)

(7) ジョン・ウィンスロップは、ピューリタンの牧師であり、裕福な土地所有者でもあった。マサチューセッツ湾会社の最高経営責任者が、植民地の知事や総督を兼ねていたのである。当然、経営責任者の彼が、植民地マサチューセッツ湾岸州の初代総督に選ばれたのを含め、以後も総督に一二回選出された。一六三〇年、ウィンスロップは新大陸上陸前のアルベラ(Arbela)号上で「キリスト教の慈愛のモデル」("A Model...

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野崎日記(446) 韓国併合100年(85) 日本のキリスト教団(8)

(12) リチャード・マザーは、最初の妻との間で、六人の男子を儲け、うち四人が聖職者になり、いずれもハーバード・カレッジの関係者である。 長男のサムエル(Samuel, 1626〜71)は、オックスフォード大学マグダレン・カレッジ(Magdalen College,...

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野崎日記(447) 韓国併合100年(86) 日本のキリスト教団(9)

(17)...

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学長あいさつ

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阪神淡路大震災から18年

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御影日記(6)金融権力盛衰史(1)─金融の実績と倫理との相克(1)

                     本山美彦(京都大学名誉教授)  はじめに  1975~79年にイタリアの中央銀行(Banca d'Italia)の総裁であったパオロ・バフィ(Paolo Baffi、1911~1989)(1)を記念したイタリア中央銀行主催の第1回講演で(2)、アマルティア・セン(Amartya Sen)は金融経済学の倫理観を鋭く批判した(Sen,...

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御影日記(7) 金融盛衰史(2)─1. 金融の実績と倫理との相克(2)

                         本山美彦(京都大学名誉教授)  2. 倫理と現実  A.K.セン(Amartya Kumar Sen)は、次のような問題を提出した。金融が、社会の進歩に果たした非常に大きな貢献にもかかわらず、長い歴史を通して罵倒され続けてきたのはなぜなのだろうかと(Sen, Amartya[1991], p.27)。...

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御影日記(8) 金融盛衰史(3)─2. ルソー『エミール』の道徳論(1)

                         本山美彦(京都大学名誉教授)  はじめに   金融の世界では、道徳的な義務が繰り返し語られてきた。しかし、歴史的には、金融界における道徳意識は、現実社会に適合すべく、つねに、機能停止に追いやられてきた。倫理とか道徳は、実践するのが当然のものであり、実践した結果がどうなろうと特別に意に介さないというイマヌエル・カント(Immanuel Kant,...

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御影日記(9)  金融権力盛衰史(4)―ルソー『エミール』の道徳論(2)

                        本山美彦(京都大学名誉教授)  2 ルソーの自己愛論  直感の限界を指摘したルソーは、次に自己保存の情念の検討に入る。自己保存の情念こそが、正義・善と言われる道徳的判断が形成される基礎であることを示すためである。 自己を保存する情念の中のもっとも奥底に座っているのが、自己愛である(Rousseau,...

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御影日記(10) 金融権力盛衰史(5)―ルソー『エミール』道徳論3)

                       本山美彦(京都大学名誉教授)  3 ルソーの自由論  『エミール』第四編「サヴォワの助任司祭の信仰告白」(Rousseau,...

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御影日記(11) 金融権力盛衰史(6)―3. カントの道徳論(1)

                      本山美彦(京都大学名誉教授)  はじめに  道徳(Sitt)とは「真善美」(Truthahn, Güte, Shönheit)の実行に他ならない。しかし、「真善美」という言葉は、その反対の「偽悪醜」(本山造語)を前提にしていて、これがカントの道徳論の基本的立脚点であると、私は思う。...

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御影日記(12) 金融権力盛衰史(7)―3. カントの道徳論(2)

 2. カントの「創世記」理解...

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御影日記(12)  金融権力盛衰史(8)─3. カントの道徳論(3)

                                            本山美彦(京都大学名誉教授)  1. 「哲学」と「形而上学」...

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御影日記(14) 金融権力盛衰史(9)─3. カントの道徳論(4)

                         本山美彦(京都大学名誉教授) 1 「形のあるもの」と「形のないもの」  ものを考える方法には二種類あるとカントは理解している。形のあるものに拘り続けて考え抜く方法と、形には拘らず考え方そのものの道筋を追う方法である(1)。 形のあるものに拘り続けるものとして、カントは物理学を挙げている(Kant,...

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阪神淡路大震災より19年

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御影日記(6)金融権力盛衰史(1)─金融の実績と倫理との相克(1)

                     本山美彦(京都大学名誉教授)  はじめに  1975~79年にイタリアの中央銀行(Banca d'Italia)の総裁であったパオロ・バフィ(Paolo Baffi、1911~1989)(1)を記念したイタリア中央銀行主催の第1回講演で(2)、アマルティア・セン(Amartya Sen)は金融経済学の倫理観を鋭く批判した(Sen,...

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御影日記(7) 金融盛衰史(2)─1. 金融の実績と倫理との相克(2)

                         本山美彦(京都大学名誉教授)  2. 倫理と現実  A.K.セン(Amartya Kumar Sen)は、次のような問題を提出した。金融が、社会の進歩に果たした非常に大きな貢献にもかかわらず、長い歴史を通して罵倒され続けてきたのはなぜなのだろうかと(Sen, Amartya[1991], p.27)。...

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御影日記(8) 金融盛衰史(3)─2. ルソー『エミール』の道徳論(1)

                         本山美彦(京都大学名誉教授)  はじめに   金融の世界では、道徳的な義務が繰り返し語られてきた。しかし、歴史的には、金融界における道徳意識は、現実社会に適合すべく、つねに、機能停止に追いやられてきた。倫理とか道徳は、実践するのが当然のものであり、実践した結果がどうなろうと特別に意に介さないというイマヌエル・カント(Immanuel Kant,...

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御影日記(9)  金融権力盛衰史(4)―ルソー『エミール』の道徳論(2)

                        本山美彦(京都大学名誉教授)  2 ルソーの自己愛論  直感の限界を指摘したルソーは、次に自己保存の情念の検討に入る。自己保存の情念こそが、正義・善と言われる道徳的判断が形成される基礎であることを示すためである。 自己を保存する情念の中のもっとも奥底に座っているのが、自己愛である(Rousseau,...

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御影日記(10) 金融権力盛衰史(5)―ルソー『エミール』道徳論3)

                       本山美彦(京都大学名誉教授)  3 ルソーの自由論  『エミール』第四編「サヴォワの助任司祭の信仰告白」(Rousseau,...

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